2017年12月30日土曜日

群馬県立土屋文明記念文学館講演「美術と文学」4


  しんくみだしてけさゆふたかみを ぬしのそひねでみだれがみ

   千辛復万苦 今朝手親梳 嚥婉同床裡 雲鬟故乱紆

    一生懸命苦労して 朝に自分で結った髪 

[いと]しいあなたとベッドイン きれいな髷も乱れちゃう

  ぬしハわしゆえわしゃぬしゆゑに 人にうらみハないわいな

   君為妾労思 妾為君傷神 元関君与妾 何為恨它人

    君は我[]がため多情多恨 我は君がため恋わずらい

    しかし二人の問題よ なぜに他人を恨みましょう

  そらとぶとりがものいふならバ たよりきゝたやきかせたや

   空外在飛鳥 若能為言語 相思妾与歓 消息通各処

    青空高く飛ぶ鳥よ もしも言葉がしゃべれたら

    愛し合ってる我[われ]と君 思いを告げてと頼むのに

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不倫文化論1

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