2017年11月21日火曜日

三菱一号館美術館「パリ❤グラフィック」3


画面右上のトレード・マークは、有名なロートレックなどと同じように、日本の印章や花押からインスピレーションを受けたものでしょう。TASを組み合わせ、カボチャ型の楕円で囲ってありますが、その楕円はどうもネコの首輪をデザイン化したものように思われました。

スタンランの作品としては、「シャ・ノワール巡業公演のためのポスター」も出陳されていました。こちらの黒ネコは、「ボディニエール画廊にて」の黒ネコと違って、目をランランと光らせて、ちょっとおっかないんですが、これまたオススメの多色刷りリトグラフですよ!!

先日、静嘉堂文庫美術館開催中の企画展「あこがれの明清絵画」にちなんで、おしゃべり館長トーク「ネコ好き館長による猫の絵画史」をやったことは、すでにアップしたとおりです。いつかその「パート2」を頼まれる機会があったら、西洋絵画ネコ絵ベスト・テンでやりたいと思いますが、そのときは絶対スタンランの「ボディニエール画廊にて」を入れることになるでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

京都国立博物館「池大雅」4

その意味では、主知従感の画家だったといってもよいでしょう。誤解を恐れずにいえば、与謝蕪村は主感従知の画家にして俳人でした。 感性がイマジネーションを生み出しやすいことは、指摘するまでもありませんが、知性もイマジネーションの萌芽となることは、文学の歴史が証明してい...