2017年9月4日月曜日

永田生慈さん北斎画を寄贈2


僕も永田さんのお陰で、この太田記念美術館や氏家コレクションの仕事を手伝わせてもらってきました。僕が浮世絵に関する本当の勉強ができたのは、その賜物だといっても過言ではありません。

その永田さんが、松江市の島根県立美術館に、所有する北斎や弟子の全作品、約1000点を寄贈したことを、この記事は伝えています。浮世絵界の快挙です!! 総額で10数億円の価値があるとも書かれています。永田さんは島根県津和野町の出身で、北斎の収集を始めたのは、じつに16歳のときだったそうです。

永田さんが津和野町に開設した「葛飾北斎美術館」には、僕もお邪魔してそのすぐれたコレクションを堪能したことがあります。そのとき見せてもらった「鍾馗図」は、北斎が春朗と号していた青年時代における唯一の肉筆画だそうです。

しばらくお会いしていませんでしたが、記事によると病気療養中とのこと、びっくりするとともに、一日も早くあの元気な永田さんに戻られることを願い、また一緒に仕事のできる日が来ることを、一日千秋の思いで待っています。

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