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2026年9月11日金曜日

日本の将来に不安を抱かないではいない現在、東博の「空海と真言の名宝」展は必見です!!15

 

ここ(神・菩薩・悪鬼が並置され地位が与えられていること)には、近代の科学文明が持つ淘汰、排除、疎外といった否定の原理は見当たらない。その背後には、現象界に存在する一切の存在の中に無限の価値を認め、それぞれの持つ特性を、そのまま真理の部分的な表現と見る、密教独自の肯定の思想が秘められている。

自己が他と対立し、排除し合う関係ではなく、現実に存在する人間はもちろんのこと、鳥や獣、魚や虫けら、一木一草にいたるまでが同体であり、俗なるがままに聖であるという関係を、曼荼羅は宇宙の凝縮図として示そうとしているのである。

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  煩悩の代表的なものとして、仏教では貪 とん ・瞋 じん ・痴 ち の三をその代表としてあげ、いずれも悟りに向う修行者には障害となるから、三毒とも名づけたのである。貪 とん とはむさぼりの心、瞋 じん とはいかりの心、痴 ち とは真理に対して愚かな心をいう。 ところが密教で...