東京都美術館「再興第111回 日本美術院展覧会(院展)」<9月17日まで>
きわめて多面的な岡倉天心の業績ですが、大きく以下の5つにまとめることができると思います。
①近代国民国家にふさわしい新しい美術――とくに新日本画の創造
②教育機関である東京美術学校(現東京藝術大学美術学部)と日本美術院の創設
③古文化財保護を目的とした古社寺保存法や国宝保存会の制定創設
④美術雑誌『國華』の創刊
⑤英文による3大名著の執筆出版
②③④は①の新日本画の創造に資するためという意識が強かったように思いますが、これを僕は「天心の5大業績」と呼んでいます。そのうちの一つが東京美術学校の大学院に相当する日本美術院の創設です。

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