とても楽しめる展覧会です!! 一つ一つが愛おしく感じられます。向付の一客、オテショウの一枚でもいいから欲しくなります。確かにこれらは見るだけですばらしい「眼のごちそう」ですが、この皿にはどんな料理を盛ったら映えるか、この向付にはどの季節の肴がフィットするか、このお猪口には辛口か甘口か、お燗か冷やかなんて考えながら会場を巡れば、もっとワクワクしてきます。
事実、出品作品にお料理を盛った写真が展示されていますが、これがとてもいいんです。源内焼の「三彩竹林七賢人文大鉢」に中華風の豆腐料理を盛った写真には、ヨダレが垂れてきそうでした。北大路魯山人がいったように、食器は料理の着物です。
「僕の一点」は初期伊万里の「染付山水松梅文大鉢」(サントリー美術館蔵)ですね。どんなお料理にも合いそうですが、これには中華風ではなく、ゼッタイ和風の豆腐料理でいきたいですね。

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