市河寛斎「雪中の雑詩」1
屋根にかぶさり門を埋め 身の丈たけよりも深い雪
かの五力士が怪力で 積み敷いたのか雪野原
細糸みたいな道により ようやく往来 可能なり
狭きがゆえに行く人も 後先あとさきなどで喧嘩けんかせず
愛用する『能・狂言事典』(平凡社 1987年)から、「高砂」の「鑑賞」を引用することにしましょう。 編者のお一人である羽田昶さんは、能謡曲にまったく無知であった僕を親切に教導してくださった恩人です。 「光琳と能」「宗達と能」といった拙論をまとめることができたのも、ひとえに羽田さん...
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