烟浦帰帆<遠浦帰帆>(胡宗仁「茂之乞画楚山図 余将游武林走筆戯答」)
すでに帆を揚げ我が船は 夜の明けるのを待っている
日に日に強まる旅心 とても我慢はできません
描きたいのだ 楚の国の 青く広がる山々を
今に伝えるオモテナシ 期待し山を越えゆかん!!
結句の「余行」とは「後世に伝えられている行ない」のことだそうです。「看」にはもてなしの意があるので、楚の成王にまつわる故事を思い出し、「戯答」らしくこんな風に訳してみましたが、実のところ自信がありません。
かつて「桃山美濃陶試論」 (『美術史論叢』17 2001年 ) なる 拙文を書いたとき俎上にのせた作品ですが、そのときは 『世界陶磁全集』の 図版をみながら 考えた だけでした。 しかし 実際に 会場で みると 、 図版に倍する素晴らしさだったので 「僕の一点」に選んだので...
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