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2023年3月17日金曜日

サントリー美術館「木米」5

 

一方、木米がとりわけ五十代後半から精力的に描いた絵画は、清らかで自由奔放な作風が魅力的です。その多くは友人への贈り物とした山水画であり、交友関係や木米自身の人柄を想像しながら鑑賞すると、より一層味わい深く感じられます。

 この特別展はサントリー美術館の久保佐知恵さんと安河内幸絵が企画したものです。木米鑑賞研究史上、いや、日本文人画鑑賞研究史上、きわめて重要な位置を占める展覧会に仕上げられています。よくこれだけの優れた作品と貴重な資料を集めたものだと、感を深くしない人はいないでしょう。


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