一方、木米がとりわけ五十代後半から精力的に描いた絵画は、清らかで自由奔放な作風が魅力的です。その多くは友人への贈り物とした山水画であり、交友関係や木米自身の人柄を想像しながら鑑賞すると、より一層味わい深く感じられます。
この特別展はサントリー美術館の久保佐知恵さんと安河内幸絵が企画したものです。木米鑑賞研究史上、いや、日本文人画鑑賞研究史上、きわめて重要な位置を占める展覧会に仕上げられています。よくこれだけの優れた作品と貴重な資料を集めたものだと、感を深くしない人はいないでしょう。
荻生徂徠「西台侯席上の作 二首」 玉の杯 さかずき 傾けりゃ 広がる琥珀の美酒の香 か よ!! 「奔放不羈なる公主様!!」――やたらと みんな が持ち上げる 豪華に装う取り巻きが 無数に居ても酒泉なる 太守の印綬を戴ける 器量の人はおりますか? 春 醸 かも され...
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