2022年12月6日火曜日

世界平和パゴダ3

 

世界平和パゴダは、我が国で唯一ミャンマー政府と仏教会が公式に認めているミャンマー式寺院だそうです。門司港からは第二次大戦中、200万人以上の将兵がビルマを中心とする南方の戦線へ、また中国大陸の戦地へとおもむきました。

パゴダのなかに安置された金色に輝く仏像の脇には、たくさんの位牌と戦没者名簿がそなえられていました。建立されたのは昭和33年(1958)、ビルマ仏教会の拠出金と我が国の寄付金によって進められたそうです。

そのとき建立委員会の会長となって、陣頭指揮をとるとともにご苦労されたのが当時の門司市長・柳田桃太郎氏でした。はじめにお名前をあげた八坂和子さんは、柳田氏のお嬢さんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館(門司)「琳派の系譜」8

この二つの松は、『万葉集』『古今和歌集』の二集にたとえられ、松の葉の栄えは和歌の言の葉の栄えを意味し、つまりは天下泰平の象徴だというのである。 老人はなお松の徳をさまざまに物語り( クセ )、自分たちこそその松の精だと名を明かし、先に住吉へ行って待っていると言い残して小舟で 沖 ...