唐寅「花と酒」
忠告するけど酒と花 耽溺してはなりませぬ
チョット耽溺するだけで 君の生活ハチャメチャに……
酒はおぼれるものであり 心とろかすものは花
必ず迷ってしまう花 本来よくない酒の性さが
ヘベレケに酔い花見ても 見えず情趣のすばらしさ
花の前にて酒酌めば 楽しさ尽きず――とはいえど……
酒宴終わりに近づいて 花も枯れれば素寒貧
花の命は短くて すぐに醒めちゃう酒の酔い
去年から微力にもかかわらず出光美術館のお手伝いをすることになった僕ですが、その「僕の一点」は、一対の「青白磁刻花牡丹唐草文吐魯瓶 とろびん 」ですね。中国は北宋から南宋にかけての頃でしょうか、景徳鎮で焼成された逸品です。青白磁は白磁のバージョンですが、影青 インチン とも呼ばれ...
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