2022年1月3日月曜日

玉堂の酒詩3

 

琴歌

  若い時ほど溌剌さ なくした琴と歌だけど

  詩だけは酒飲みゃ雄渾な みごとな一首がまだ詠める

  やる気満々――そんな気は 老いて衰えちゃったけど

  この世は混沌 定まらず 些細なことなどどうでもいい


0 件のコメント:

コメントを投稿

ブータン博士花見会4

  とくによく知られているのは「太白」里帰りの物語です。日本では絶滅していた幻のサクラ「太白」の穂木 ほぎ ――接木するための小枝を、イングラムは失敗を何度も重ねながら、ついにわが国へ送り届けてくれたのです。 しかし戦後、ふたたび「染井吉野植栽バブル」が起こりました。全国の自...