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2021年10月10日日曜日

群馬県立近代美術館「江戸と上毛を彩る画人たち」7


 『宋詩紀事』は清の厲鶚[れいがく]が編纂した100巻のすごい本です。これを烏洲は所有していたんです!! 『宋詩紀事』には和刻本もないようですから、原本であったことは間違いないでしょう。驚くべきことです!! 

金山家は豪農であったにもかかわらず、伊勢崎藩への貸付が回収できず、烏洲は不遇な晩年を送ったといわれ、しの木弘明氏は著書『金井烏洲』(群馬県文化事業振興会 1976年)に「家産蕩尽す」という1章を設けているほどです。

しかし、貸付回収が不能だったことは事実だとしても、このような漢籍や古典籍を金に糸目をつけず購ったことも、原因だったのではないでしょうか。これも烏洲が真の南画家――さらに言えば真の文人画家であったことを物語っています。

ヤジ「またいつもの独断と偏見、妄想と暴走だろう! 証拠を見せてみろ!!」

 証拠は見せられませんが、翁森の「四時の読書の楽しみ」<秋>にほどこしたマイ戯訳をお見せすることにしましょう(笑) 

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