最後に、日本東洋のすぐれた文化と美しき伝統を愛して止まなかった岩崎家の象徴として、小弥太の句集『巨陶集』『早梅』から五句ほどを選び、また和歌一首を添えつつ筆を擱くことにしよう。
天平の昔なつかし曼珠沙華
散る花や静かに座[おわ]す廬舎那仏
貫之の歌切は何んと梅の宿
古きものいとしむ心秋の雨
枯れしもの皆美しや冬の雨
理[ことわり]にのみ生く人は天地[あめつち]のまことの情[こころ]知りがてぬかも
第1部は水田さん、吉増さん 、 菱沼眞彦さん3人によるトークでした。 菱沼さんは白石さんと妹背の仲、ですから白石さんの戸籍名は菱沼 だそうです 。 少し年上の 白石さんから 、 圧倒的影響を受けたという水田さんには、白石さんの思想と詩を分析した『白石かずこの世界 ――性...
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