2020年7月2日木曜日

美術館の未来を担う女性たち8



ところがネット上では、「若い女性を<無知>の象徴として扱っている」「女の子を鑑賞するオジサンの目線でしかない」「美術と美術館を冒涜するものだ」「美術館をダシにつかったタレント・プロモーションじゃ~ないのか」といった批判が上がり炎上したようです。
ネットには、『美術館の不都合な真実』<新潮新書>を著わした古賀太さんの批評がアップされていて、さすがたくさんの美術展をコーディネートした古賀さんはいいことを言うなぁと感じ入りました。「美術館女子」からは読売の必死さが伝わってくるとしても、コロナ禍を機にソーシャルディスタンスを取りながら、以前よりも落ち着いて名画や名作を見ることができるという、観る側にとってよい面も生まれてくるというのです。
もっとも僕には、「饒舌館長」のページビューを飛躍的に増やすような刺激的感想もとくに思い浮かびませんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館(門司)「琳派の系譜」10

   「月もろともに出潮の……」とある のが 興味深いですね。蓋のチョッと光を帯びたような茶色の地は、月夜のあえかな光と 溶け合っている ように感じられ る からです 。少なくとも、青天白日 というか 、まぶしいような陽光を想像する人はいない と思います 。   身の内側に描かれ...