2020年6月27日土曜日

美術館の未来を担う女性たち6



バブルの頃に美術館が増えましたから。この25年で、美術館業界で働く女性も増え、今や女性だらけです。正職員は半分以上、非常勤はほぼ女性。でもそれはいいことばかりではなく、特に非常勤の場合、給料が安くても、実家暮らしで腰かけならいいだろうと見なされて女性が多くなっている。
それにも関わらず、女性館長が少ないというのは、やはり男女差別があるからかもしれませんが、近い将来、美術館業界は現在とまったく反対の状況になり、すべて女性がリードする世界となっているにちがいありません。そしてこの雑誌で、あるいはほかの雑誌かもしれませんが、「美術館の未来を担う男性たちMUSEUMS CAN BE」という特集が組まれることになるでしょう(!?)

0 件のコメント:

コメントを投稿

渡辺浩『日本思想史と現在』7

しかし渡辺浩さんは、先行研究が指摘した二つの点について、高橋博巳さんの見解が示されていないことが、やや残念だとしています。その先行研究というのは、大森映子さんの『お家相続 大名家の苦闘』(角川選書)と島尾新さんの『水墨画入門』(岩波新書)です。 僕も読んだ『お家相続 大名家の苦闘...