2020年5月3日日曜日

醍醐書房『視覚の現場』1



醍醐書房『須田記念 視覚の現場』第2

 原田平作さんの醍醐書房から出ている『美術フォーラム21』に、お世話になっていない美術史研究者は少ないと思います。かつて僕も特別編集員に加えてもらったことがありますし、「江戸の美学」という拙文を寄稿したこともあります。原田さんが編集する『民族芸術』に、これまた拙文を載せてもらったこともあります。

その原田さんが、『美術フォーラム21』に続いて、言葉足らずでもいいから、もっと言いたいことを簡単に書くことができる雑誌として、10年ほど前、『視覚の現場・四季の綻び』をお出しになりました。これは10号で中〆となったのですが、去年『須田記念 視覚の現場』として復刊されることになりました。僕も大好きな須田国太郎画伯のご子息である、須田寛さんの高配と援助によるところだそうです。須田寛さんといえば、一昨年「饒舌館長」へ優先席問題に対する私見( ´艸`)をアップしたとき、シルバーシートの発案者としてお名前を挙げたことを思い出します。そのときは須田画伯の御子息とは存じ上げませんでしたが……。


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