本展のゲストキューレーターでもある國華主幹・小林忠さんや、アーティストの挨拶を聞いたあと、ゆっくりと会場を巡りました。その8つの組み合わせとは、仙厓×菅木志雄、花鳥画×川内倫子、円空×棚田康司、刀剣×鴻池朋子、仏像×田根剛、北斎×しりあがり寿、乾山×皆川明、蕭白×横尾忠則です。
かつて『國華』創刊120周年を記念して開いた特別展「対決 巨匠たちの日本美術」は、古典美術どうしの対決でしたが、今度は古典美術と現代アートの対決といった趣です。2015年にMOA美術館で開かれた特別展「光琳ART 光琳と現代美術」の拡大版ともいえるでしょう。僕も口演では、古典的な琳派と村上隆や千住博、あるいは鴻池朋子や山本太郎を対比させてスライド・ショーをやったことがあります。
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