陸游「粉鼻に贈る」<『剣南詩稿』巻28>
愛猫 毎晩 ネズ公を 血祭りにする何匹も
武者震いしてヒゲを立て 残りの米蔵 護ってる
「どうしてそんなに金持ちの ため懸命に働くの?」
「そうすりゃ毎日ご馳走と フカフカベッドがワテのもの!!」
*この「粉鼻」という調子のいいネコは、一海知義先生によると「鼻ジロ」とされていますが、ゴマシオみたいな鼻だったとも考えられるかな?
「月もろともに出潮の……」とある のが 興味深いですね。蓋のチョッと光を帯びたような茶色の地は、月夜のあえかな光と 溶け合っている ように感じられ る からです 。少なくとも、青天白日 というか 、まぶしいような陽光を想像する人はいない と思います 。 身の内側に描かれ...
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