静嘉堂文庫美術館「入門 墨の美術――古写経・古筆・水墨画」<10月14日まで>+「饒舌館長ベストテン――好みの墨絵――」を口演す(9月14日)
静嘉堂文庫美術館が所有する6500点の美術品のなかから、墨という用材に焦点を絞り、その美しさをもっともよく発揮する3つのジャンル――古写経と古筆と水墨画を取り上げて名品を選び、通奏低音のように流れる<墨美>を堪能していただこうと企画した展覧会です。
コーディネーターは去年わがスタッフに加わってくれた浦木賢治さん、彼のデビュー展です。東洋日本美術の本質ともいうべき「書画一致」のすばらしさが味わえる展覧会にもなっているというのが、饒舌館長的見方なのですが……。
今日は展覧会ごとに行うことになっている我がおしゃべりトークの日、タイトルは<「饒舌館長ベストテン――好みの墨絵――」を口演す>と早くに決めてありました。
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