2019年8月23日金曜日

漢方薬と饒舌館長6



写真でしか知らなかった長城の素晴らしさは筆舌に尽くしがたきものでしたが、3月中旬とはいえ、八達嶺に吹きつける寒風のすごさといったら!! 夕方、友誼賓館に戻ってくると悪寒が始まりました。万里の長城風邪?をひいたのです。月曜日は講義の日で、仕方なく出勤したのがよくなかったらしく、火曜日は絶不調に陥って、ほとんど寝ていました。

一番堪えがたかったのは、ヒリヒリとした喉の痛みです。日本では経験したことのない痛みです。日本の冬も乾燥しますが、北京の乾燥はそんなもんじゃ~ありません。もうどうしようもないので、水曜日に友誼賓館の中にある門診部という病院へでかけました。

そしてせっかく中国に来たんだから、漢方薬をもらおうと思い、お医者さんに、「僕は漢方薬が大好きで、西洋の薬はあまり好まないので、漢方薬を出してください」と言ったのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

追悼シンポジウム「高階秀爾館長と大原美術館」6

   しかし三浦さんの名司会のもと、 我々は 高階先生の多面的な超人振り に 改めて 感を深くする とともに、 聴講者の心にも深い感銘を与えたように感じられました。終了後、近くのつね家さんに席を移して先生に杯を献じましたが、やはりシンポジウム中は緊張していたせいでしょうか、 つね...