2018年9月21日金曜日

『君たちはどう生きるか』3


そんな僕にとって、そのあと出会った最高の人生論本が、色川武大の『うらおもて人生録』(新潮文庫)でした。もちろん阿佐田哲也の『麻雀放浪記』は愛読書でしたが()、直木賞作家「色川武大」の著書は初めてでした。特に「九勝六敗を狙え――の章」は、「まさにそのとおりだ!!」と感動おくあたわず、心に強く残りました。

京都美術工芸大学へとらばーゆ後、京都大学の山極寿一さん、同志社大学の村田晃嗣さん、びわこ成蹊スポーツ大学の嘉田由紀子さんと、「サロン・クワトロ 4人の学長たちの伝言」というリレー・エッセーを、『京都新聞』に寄稿したことがあります。

編集者は「なんでも自由に書いてください」というのですが、それじゃかえって書きにくいので、毎月お題をもらうことにしました。すると初夏のころ、就活中の学生に、どうやって進むべき道を決めるべきか、体験的アドバイスをしてほしいというリクエストがきました。いってみれば人生の生き方であり、人生の選択です。


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

静嘉堂文庫美術館「川喜田半泥子私論」7

翌日はお馴染みの河野トーク、演題は「福田豊四郎 北国の抒情」、この郷愁の画家について持論を吐露していたら、絶筆の「紅蓮の座・池心座主」にたどりつく前に、タイムアップとなってしまいました。 この日の午前中はフリーだったので、前から訪ねてみたいと思っていた石水美術館への...