2023年9月8日金曜日

浦上玉堂『國華』特集号4

 

これらの活動の集大成と称すべきものが、20202021年に出版された全34冊に及ぶ大部な『浦上玉堂関係叢書(浦上家史)』(学芸書院)である。玉堂の多岐に亘る活動に合わせて、美術史のみならず様々なジャンルの第一線の研究者が多数参加し、様々な側面から検討を加えることで、現段階での玉堂研究を総括した。

 玉堂好きなら人後に落ちない饒舌館長です。守安さんとは旧知の間柄ですが、先の『浦上家史』編纂委員会とはまったく無関係なのにしゃしゃり出て、「窟室蕭然図」の解説をもぎ取りました() すでに2021年、東京黎明アートルームで開かれた「浦上玉堂展」についてはアップしましたが、そのときはじめて見て感を深くした玉堂の傑作です。


0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」3

しかし平安時代前期が終わり、遣唐使が廃止されて国風文化が成熟してくると、梅と桜の人気は逆転、「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と詠むような桜狂 さくらきちがい がたくさん出現することになります。 もちろん、桜を賞美する花見は高位貴顕の人々に限られていましたが、...