総合司会の大高保二郎さんがみごとに〆れば、2024鹿島美術財団東京美術講演会もほぼ定刻に終了、会場を地下ホールに移して、コロナ明け初のレセプションとは相なりました。僕たちは高階秀爾先生の一日も早き快復を祈念しつつ歓談、杯を重ねましたが、9日後に幽明界を異にされるとは誰も知りませんでした。これまた「朝日歌壇」に捧げられた鎮魂歌2首をもって、マイ追悼の辞を閉じることにしましょう。
ピカソの絵目鼻ちぐはぐなる意味を教へてくれし『名画を見る眼』
そんな眼をもちたいものと思いしは高階さんの「名画を見る眼」
*「饒舌館長ブログ」では、お元気な方は「さん」づけにし、鬼籍に入られた方のみ「先生」とお呼びすることにしておりますので、よろしくお願い申し上げます。