清・袁枚えんばい「銷夏の詩」
衣冠束帯 脱ぎ捨てて 役人生活 辞めてから 半年近くになりました
水が澄んでて雲深き 佳境で花に囲まれて 眠っているのさのんびりと
いつも心に描いてた 夢に見ていた無位無官 そんな楽しい生活を
誇ってやるぞ!!友達に 時は水無月 炎天下 あくせくせずともいいことを
人間の感情を何よりも重視する清新性霊派の領袖詩人・袁枚――その面目躍如たるものがありますね。もっとも僕にとっての袁枚は、青木正児の『華国風味』で知ったグルメにして酒仙であった袁枚の方ですね(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿