饒舌館長
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2024年11月23日土曜日
出光美術館「トプカプ・出光競演展」2
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一方、出光美術館も中国・明時代を中心に、皇帝・宮廷用に焼かれた官窯作品や江戸時代に海外へ輸出された陶磁器を有しており、中にはトプカプ宮殿博物館の作品の類品も知られています。 日本とトルコ共和国が外交関係を樹立して 100 周年を迎えた本年、両国の友好を記念し、トプカプ宮...
2024年11月22日金曜日
出光美術館「トプカプ・出光競演展」1
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出光美術館「日本・トルコ外交関係樹立 100 周年記念 トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演」< 12 月 25 日まで> 出光美術館では標記特別展が開催され、人気を集めています。まずそのカタログから、「ごあいさつ」の一部を紹介することにしましょう。 ア...
2024年11月21日木曜日
追悼 高階秀爾先生16
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総合司会の大高保二郎さんがみごとに〆れば、 2024 鹿島美術財団東京美術講演会もほぼ定刻に終了、会場を地下ホールに移して、コロナ明け初のレセプションとは相なりました。僕たちは高階秀爾先生の一日も早き快復を祈念しつつ歓談、杯を重ねましたが、 9 日後に幽明界を異にされるとは...
2024年11月20日水曜日
追悼 高階秀爾先生15
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こんなに素晴らしい我が祭りの伝統が、実利主義やグローバリゼーション、あるいは天災や疫病の流行、そして何よりも少子高齢化によって、失われてしまうのではないかという危惧がないではありません。しかし心配するには及ばないと思います。 私たちの社会には、日本の祭りが形を変えつつもチャンと...
2024年11月19日火曜日
追悼 高階秀爾先生14
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この気風は無論近世に始まったものではない。従って既に明治以前からも、村里の生活にも浸潤して居た。村の経済の豊かな年には、農民はいつもこの「見られる祭」を美しくしようと心掛けつつ、しかも一方には彼等伝来の感覚、神様と祖先以来の御約束を、新たにしたいという願いを棄てなかった故に、勢い...
2024年11月18日月曜日
追悼 高階秀爾先生13
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しかしこれは五味さんをはじめ、 皆さんの興味をあまり引きませんでした。むしろ資料にあげただけにもかかわらず、柳田國男「日本の祭」から抜いた一節の方がウケたようです。これこそ我ら が祭りのキモだと思って引用したのですが、総合司会の大高保二郎さんがとくに取り上げてくれたので、「ヤッタ...
2024年11月17日日曜日
追悼 高階秀爾先生12
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花祭にかぎらず、日本の祭りや芸能の研究のむずかしさは、幾重にもかさなって日本におしよせた大陸の文化を重層的にとりこんでいることである。その表皮を一枚一枚はがしてゆけば、芯にはなにものこらなくなることを覚悟しておかねばならない。日本の独自性をいうならば、素材を組みあわせる演出の技...
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