第1章は「デパート大食堂が花巻にあった」――シニア世代にとって懐かしきシャングリラであるデパート大食堂を求めて、下川さんが花巻へ旅立ちます。そして注文するのは、もちろんラーメンとカレーです。
カレーは家のカレーの味わいだった。カレー専門店のような鋭さはないが、ほっこりするような日本のカレーだ。その味が日本の米にマッチする。脇には福神漬けがちゃんと添えられていた。福神漬けはマルカンビル大食堂の演出のような気もした。……マルカンラーメンを啜り、カレーライスを口に運んだ。唸るような味ではなかった。味は及第点には達しているがそれ以上ではない。
下川さんは「百貨店の大食堂はこれでなくてはいけないのだ」と独りごつのですが、やはりテーブルにあったにちがいない、ソースをかけて召し上がるべきだったんじゃ~ないでしょうか。あるいは生卵を一つ持ち込めば、及第点どころか💮満点になったと思いますよ( ´艸`)
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