以上が僕の「江戸名所図屏風」試論でした。ところが「物、ものを呼ぶ」展を企画した出光美術館キューレーター・廣海伸彦さんから、黒田日出男さんの『江戸名所図屏風を読む』<角川選書>(KADOKAWA 2014年)という本を先日教えてもらったんです。10年前といえば、まだそんなにボケていなかったはずなのにまったく知りませんでした。やはりボケ始めていたのかな(笑)
さっそく読んでみると、さすが黒田日出男さんだと感を深くしました。黒田さんは一緒に仕事をしたこともある畏友、いや医学者、いや畏学者です‼ 一番の思い出は、「国宝伝源頼朝像」をテーマにした鹿島美術財団美術講演会ですが、これについては旧ブログにアップしたことがあると思います。
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