実は楽しむなんてものじゃなく、心血をそそぎ血道をあげたらしい。万金を払って強い虫を買い求め、プロの「コーチ」を雇い、すごいお金を賭けてやったんです。スペインの闘牛と同じように人気を集め、熱狂的に行なわれていました。古くから愛好され、本もたくさん出版されていたそうです。
その後、瀬川千秋さんが『闘蟋とうしつ 中国のコオロギ文化』<あじあブックス>(大修館書店)を著わしました。サントリー学芸賞を受賞した名著です。といっても、まだ読んじゃ~いないんです(笑) しかし闘蟋とは、明らかに先の闘○○のことですから、これからは闘蟋と書くことにしましょう。
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