もう究極のジャポニスムと呼ばざるを得ないじゃ~ありませんか。あるいはジャポニザンではなく、コスモポリタンといった方がよいかもしれませんが……。そのうち「ポール・ジャクレー ジャポニスム私論」を書きたいなぁと思い初めているところです。
「僕の一点」は「アイヌの古老、北海道近文ちかぶみ」ですね。ジャポニスムやエキゾチシズムを超越しているからです。ジャクレーは究極のジャポニスムだといいながら、それを超越しているなどといえば自家撞着ですが……(笑)
ジャクレーは浮世絵師のなかでもっとも喜多川歌麿に惹かれたようです。しかし「僕の一点」をみると、東洲斎写楽からも強いインスピレーションを受けているように思われます。
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