言うまでもなく、そのあたりのご馳走はアメリカンビーフのぶ厚いステーキと、カリフォルニア・ワインですが、痛風病み上がりの身としては控えざるをえません。みんな美味しそうに食べ、ガンガンやっているのに、僕一人だけが、パンとサラダとミネラル・ウォーターだったんです(笑)
さて、最終日の前日、カート・ギターさん驕りのディナーからホテルに戻ると、小林忠兄から、明日シンポジウムの最後に、コメントをやってくれというメッセージが入っていました。話が違うじゃないか、急に言われたって無理ですよなんていうのは、日本美術史プロとしての沽券に関わります。
それから午前までかかって、”Classism
in Japanese Art of Early Edo Period” なる英作文を試み、これにアドリブを加えて翌日しゃべったのでした。文字通りのドロナワでしたが、ともかくも準備できたのは、痛風のおかげで一滴も飲んでいなかったからでした(!?)
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