さらに川合康三さんの趣味を、僕が知らずに追いかけていたことを知って、「ヤッター」という気分になりました。というのは、川合さんの卒業論文が「李賀論」であったからです。『偏愛的漢詩雑記帖』に青木正児まさる先生の夭折詩人観を引きながらお書きになっています。
草森紳一さんのような熱狂的ファンとはいわないまでも、いまは亡き天羽直之さんからヨイショされて、「わが愛する唐詩人・李賀」という拙文を『國華清話会会報』に書いちゃったこともあるんです。また「饒舌館長ブログ」には、何度も李賀へのオマージュをアップしたように思います。
『偏愛的漢詩雑記帖』のコシマキには「いいですなあ 川合康三」とあります。これは京都の女子大学で国文学を講じていた或る老教授が、授業で繰返し発する感嘆詞だったそうです。川合さんはつぎのように書いています。

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