目出度い雲が天上の 果てまで暗くしてるけど
地上はまるで満月の 夜かと疑う明るさで
山には白雲 棚引いて きらめく朝日を浴びてるよう
舞うがごとくに降る雪は ひらひら散ってく花に似て
歌うがごとくに降る雪は 白扇はくせんみたいに翻ひるがえる
この大周の世の天子 住まう皇居へ行く道を
今日 海神わたつみが参内し 天子に拝謁するようだ
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