いまNHK文化センター青山教室で、「魅惑の日本美術展 おすすめベスト6だ!!」という講座を開いています。月に一度、ゼッタイ観たい、ぜひ観てもらいたいと思う展覧会を紹介する講座なのですが、8月はこの「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」に指を折りました。まだオープン前だったのですが、千葉市美術館展と「椿図屏風」の強烈な印象が心中に残っています。
僕は奄美一村の傑作に見られる「微光感覚」についてしゃべることにして、準備を進めました。というわけで、ミズテンでしゃべっちゃった自責の念抑えがたく、どうしても「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」は内覧会の日に観たかったのです。
ゲストキューレーターをつとめた千葉市美術館の松尾知子さんに、無理をいって招待状をせしめてありましたから、出光美術館の「物、ものを呼ぶ」展を取り上げたNHK文化センター青山教室講座のあとゆっくりランチを取って、上野へと向いました。
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