日本人離れをしているのに西欧人ではなく、あえて言えば混血美人や混血イケメンのような顔、いや、舟越フェイスとしか言いようのない顔です。この舟越フェイスはスフィンクス・シリーズにおいても健在ですが、そこに凄味が加わり、デモーニッシュなエネルギーが発散されることになりました。それをさらに強めているのが、長く垂れた耳なのです。
名前は「桂」ですが、舟越が愛して止まないのはクスです。漢字で書けば「楠」あるいは「樟」ですが、舟越の場合はカタカナで書く方がふさわしいような気がします。なぜなら「スフィンクス」ですから(!?) 舟越は東京芸術大学大学院のときクスに出合って魂を奪われ、それからはもっぱらクスを使うようになったそうです。
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