今回もシンクロニシティが起こりました。4月17日、NHK文化センター青山教室の講座「魅惑の日本美術展 おすすめベスト6だ!!」で、この「民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある」を取り上げて紹介したのですが、その前日、たまっていた郵便物を整理すると『サントリー美術館研究紀要』第8号が出てきました。
開いてみると、学芸員の久保佐知恵さんが寄稿した論文「サントリー美術館所蔵の津軽こぎん刺しについて」が載っているじゃ~ありませんか。もちろん講座では、刺し子についてもしゃべることにしていましたが、久保さんのお陰で一夜漬けながら、パーフェクトな解説ができちゃったんです(笑) このサントリー美術館コレクションは、弘前市出身の民族音楽&こけし研究家・木村弦三氏から寄贈されたものだそうで、僕はつぎの一節を読みながら、得もいえぬ心の高揚を覚えました。
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