難民の子どもたちは、どんな苦難に直面しようとも、力いっぱいその壁をのりこえて生きている。決して希望を捨てない。私は、そんな姿に人類の強いエネルギーを感じる。
その(難民の)多くは国と国、または民族と民族、権力者が起こす内紛や戦争に巻き込まれ、悲劇の主人公となってしまったのである。そんな中でも子どもたちは夢と希望を求め、瞳をキラキラと輝かせ、日々の苦悩を吹き飛ばして生きている。いいかえれば、子どもは常に前向きに生きるエネルギーがある。そのエネルギーに大人は勇気づけられているといっても過言ではない。
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