中唐・殷尭藩「端午の日」
若い時にはお節句で 華やぐ気分になったけど
歳とりゃ深い感慨が 生ずることを誰が知る
ヨモギの人形 門口に 飾る習慣 無視しつつ
菖蒲酒[しょうぶざけ]飲み世の平和 語り合いたいじっくりと
左右の鬢[びん]は白くなり 日ごと日ごとに目立ちだす
錦手[にしきで]みたいなザクロだけ 毎年おなじに実るけど……
千年からみりゃ人生は 賢者も愚者も一瞬で
人はほとんど忘れられ 名を残すのはわずかだけ
この二つのテーマに注目する本展覧会は、江戸の活気を余すことなく描き出した国指定重要文化財「江戸名所図屏風」(出光美術館蔵)から説き起こします。日々の生活を存分に謳歌する人々の描写は、まさにこれから誕生しようとする浮世絵を確かに先取りしています。 今回は、出光美術館のコレクショ...
0 件のコメント:
コメントを投稿