この間、小川敦生さんの著書『美術の経済』を紹介しましたが、10年ほど前、日本経済新聞の美術記者であった小川さんから、「交遊抄」というコラムに誰かを取りあげて書いてほしい、字数は500字くらいでというオファーをもらったことがあります。
そこでさっそく辻惟雄さんにご登場いただくことにして、書き出したら約束の字数を大幅に越えてしまいました。なかなかうまく圧縮できないので、それをそのまま小川さんに渡して、適当につまんで使ってくださいとお願いしました。小川さんがみごとにまとめ「辻ディジーズ」と題した記事は、2011年10月8日の日本経済新聞に載りましたが、ここではモトゲンの方を紹介することにしましょう。
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