そこでよく存じ上げており、論文も拝読して深く心に残っている清水先生、ドリス・クロワッサンさん、ジャン・カルロ・カルツァさん、坂本満さん、林進さんの5人に発表を依頼しました。
一応、統一テーマを「日本美術における外国からの影響――16世紀~19世紀――」と設定しましたが、皆さんにはそれぞれ関心のある問題を取り上げて自由にお話くださいとお願いしました。僕は初めに簡単な趣旨説明をやれば、あとは司会だけという簡単な役回りです。
それぞれ興味深い発表が終わって、ディスカッションに入りましたが、冒頭、会場にいらっしゃったある研究者からの発言がありました。19世紀も入っているのに、近世の発表ばかりで、近代が一つもないというのは偏りすぎているという指摘のように思われましたが、僕のヒヤリング能力では、それさえあまり定かでではありませんでした。
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