ここにもお酒が登場するように、玉堂は酒仙画家であり、酒仙詩人であり、酒仙琴士だったんです。かつて小林忠さんから、『江戸名作画帖全集』第2巻<玉堂・竹田・米山人>に一文を求められたとき、「玉堂と酒」と題して責をふさぎました。その書き出しは、「酒、これなくして玉堂芸術は存在しなかった。」というものでしたが、できたら「饒舌館長」風に、「。」じゃ~なく「!」を付けたかったなぁ(笑)
琴曲「飛鴻」と「別鶴」を 七弦琴で弾きながら
美酒酌み交わし茅屋に 楽しい一時過したが
別れたあとで岡山を 思い出すことあったらば
どこにいようとこの詩画賛 必ず開いて見てほしい
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