100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2019年6月23日日曜日

金子啓明『古代一木彫像の謎』3


しかし、中心はビャクダンであり、その代用材としての「栢」であり、朝鮮ではこれにアカマツが加わると考えられています。つまり、クスノキは用いられなかった可能性が強いのではないでしょうか。

すると思い浮かぶのは、わが国においてクスノキは神のよりしろとなる神聖な樹木であった事実です。この点からおもしろいのは、本書が法隆寺金堂・釈迦三尊像の木製台座に注目している点です。

つまりこの台座において、連弁にはクスノキとみられる広葉樹が用いられているのに対し、そのほかの腰板やカマチの部分などの構造部には、ヒノキとみられる針葉樹が使われているというのです。ここにもクスノキの聖性がうかがわれるように思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日本の将来に不安を抱かないではいない現在、東博の「空海と真言の名宝」展は必見です!!6

      現在、我が国の仏教界において、密教がどの程度のパーセンテージを占めているのか存じあげません 。しかし、 きわめて大きな宗派 であることは疑いないでしょう。事実、僕の家の近くに ある大きな寺院は、 宗泰寺と延命寺という 二つですが、 両者とも真言宗、つまり密教寺院なので...