140万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2019年4月9日火曜日

小林古径が小倉遊亀へ5


僕がそう考えるのは、遊亀が古径をとても尊敬していたからです。遊亀が直接就いたのは安田靫彦でしたが、それにも増して強い憧憬を感じていたのは古径でした。周知の事実です。

遊亀は自分の作品が、仰ぎ見るような古径の作品として通っていることに、一種の誇りを感じていたのではないでしょうか。もし事実を発表すれば、みずからの秘かな喜びを失うとともに、古径を傷つけることにもなりかねません。

もう一つ考えられる理由は、遊亀がその美術商を知っていた可能性です。もしそれを公表したりすれば、無用な混乱を起こすことになるでしょう。この点を重視すれば、古径も遊亀作品が自作になっていることを知っていたけれども、同じ理由で黙していたということになります。

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京都美術館「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱 海を越えた江戸絵画」1

東京都美術館「 大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱 海を越えた江戸絵画」<10月18日まで>    いま東京都美術館で 「大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱 海を越えた江戸絵画」展 が開かれていることは、皆さん先刻ご承知でしょう。主催者の朝日新聞が、連日のように紙上紹...