筆の里工房「熊野町制100周年記念特別展<筆が奏でる琳派の美>」オープニング(9月22日)
不思議なことには、広島に熊野があるんです! その熊野に筆の里工房があるんです!! そこで上記の特別展がオープンしたんです!!!
熊野の筆づくりは江戸時代の末に始まったそうですが、いまでは「熊野筆」として有名ですね。書道の筆はもちろんですが、最近ではお化粧に使う化粧筆も、すぐるとも劣らぬ人気を誇っているようです。
数年前、熊野町制100周年をことほぐ琳派展を企画しているので、監修者をやってほしいと、筆の里工房の理事をもつとめている畏友・島尾新さんから頼まれました。二つ返事でというか、軽いノリでというか、ソク引き受けたことは、いうまでもありません。ぶっちゃけていえば、監修者といってもノミナルなものにして、具体的な準備はすべてヤンガー・ジェネレーションの畏友・奥平俊六さんに……という条件でお引き受けしたのでした。
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