2026年3月23日月曜日

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 20


 余美術史學なる學問を専攻せり。就中我國の近世繪畫を専門分野とす。仍小島烏水氏の名著『浮世繪と風景畫』『江戸末期の浮世繪』等は大學時代より親炙せり。之を一讀、氏の豊饒なる美的感性に駭目せざる者、孰れにか在らん。巨いなる直感の羽翼を以て、錯綜せる浮世繪の峯嶺上を悠々と飛翔せり。文字通り鳥瞰的把握と言わん歟。美の死屍の如き調査報告に非ずして、氏の洗練せる眼孔を通して見たる一大■畫なり。片言隻句にも浮世繪に對する氏の甚深なる愛惜流露して、是自體「東海道五十三次」に劣らざる藝術作品なり。加之、所謂印象批評とは断然隔絶するものにして、考證の精確なること殆ど想像を絶したり 

はワードにも出てこないむずかしい漢字で、巾ヘンに「穴」カンムリと「登」を書きます。これに画をつけると「パノラマ」の意味になるらしく、烏水のある文章から引っ張ってきて使ったです。 

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