……とここまで書いて、そういえば前にも韓愈の「左遷せられて藍関に至り姪孫の湘に示す」に戯訳を付けたことがあったなぁと思い出しました。「汝」を韓湘とする旧訳の方がいいような気もするので、アップさせてもらうことにしましょう。
上奏文を朝方に 一通上げたよ朝廷へ
夕べにゃ左遷さ八千里 遠く遥かな潮州へ
天子のために弊害を 取り除かんとしたまでで
老残の身だ わずかなる 余命を惜しむ気などない
秦嶺山脈 雲垂れて 我が家がどこかも分からない
藍田関は雪景色 我が乗る馬も尻ごみす
わざわざ湘君 来てくれた その気持ちなら分かってる
瘴江――毒気に満つほとり 俺の遺骨を拾うべし
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