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2026年1月29日木曜日

北斎をネタにした斬新な見方の浮世絵版画展が今すみだ北斎美術館で開催中❣❣❣5

  「融大臣とおるのおとど×伯楽天」はお能(謡曲)のペアです。融大臣とは平安前期の公家歌人・源融です。「百人一首」に選ばれる「陸奥みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにしわれならなくに」は人口に膾炙するところです。源融は京都の六条河原に壮麗な邸宅を構えたので、世に河原左大臣と呼ばれました。この話をもとに、世阿弥は謡曲「融」を作ったんです。なお「百人一首」については、もっぱら久保田淳校注『百人一首』<岩波文庫>(2025年)を参照させてもらいました。
 

白楽天が中唐の大詩人であることは、改めて言うまでもありませんが、作者不詳の有名なお能に「白楽天」があります。白楽天が勅命を受け、日本の知力を計ろうと船で渡来すると、住吉明神が老漁夫に姿を変えて応対し、ついに多くの神々とともに神風を起こして、白楽天を唐土へ吹き戻すという愉快なお能です。つまり「融大臣×伯楽天」はお能における日中ペアということになります。


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