2024年8月21日水曜日

酩スコッチ「キルホーマン」3

ヘビーピートは苦手だけれども、やはりスコットランド・アイラ島の磯の香りを楽しみたいという方は、まずキルホーマンからトライするのがいいかな? 健さんマニュアルにあるように、大麦栽培から瓶詰めまで「100%アイラ」というのも、じつに素晴らしい!!

創業は2005年、まだ20年と経っていない若い蒸留所とのこと、ラフロイグの創業は1815年だそうですから、それに比べればまだ可愛らしい小学生だといってよいでしょう。普通だとこれからの成長が楽しみだというところですが、僕は今の初々しさをいつまでも失わないようにして欲しいと思いつつ、堪能したことでした。

スコッチ文化研究所を主宰する土屋守さんの『<改訂版>モルトウィスキー大全』(小学館 2002年)には載らず、『<完全版>シングルモルトスコッチ大全』(小学館 2021年)に初めて登場するのも、2005年創業と聞けば腑に落ちます。

中村健・節子さんご夫妻、福田幸枝さん、心からありがとう!!

 

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