僕が言うところの「研究展覧会」、略して「研究展」ですが、並みの研究展じゃ~ありません。研究展にして名品展になっているんですから!!
野口さんはカタログに、「鈴木其一・夏秋渓流図屏風――造形が内包する三つのレイヤー」という力作論文を寄せていますので、ぜひ一読をお勧めしたいと思います。決して僕の名前が出てくるからじゃ~ありませんよ(笑)
野口さんはレイヤー(層)の一つとして、円山応挙の「保津川図屏風」(千總蔵)をとくに重視しています。「夏秋渓流図屏風」も「保津川図屏風」も、一双の両端から中央に渓流が集まり流れてくるような構図になっているからです。
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