お正月にちなんで、唐寅が詠んだお酒の詩「酒を進める歌」も紹介せずにはいられません。唐寅も中国のよき伝統を受け継ぐ酒仙だったようですね。いや、酒仙だったからこそ、中国のよき伝統を受け継いでいたことになるんです(笑)
俺は毎日黄金の このサカズキが手放せず
どうぞ君たち聴いてくれ 酒をすすめるこの歌を
若い時こそ人生を 楽しむべきだ!! 人間は
ものさみしくも年老いて この空虚さをいかんせん
つやつやした顔 色あせて ふたたびもとに戻りゃせぬ
白髪頭[しらがあたま]で飲んだとて 心に穴が開いたよう
昨日も今日の朝さえも 過ぎてしまえば夢の夢
満開の春 秋の月 どうして待ってくれようか?
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